ヱヴァのオモイデ

月曜日(6月29日)に破を見てきました。ネタバレはしませんが。
ちょっとエヴァについて語ってみます。まぁ、語るってほどのことでもないのですが。
もともと僕はアニメはあまり見ない方でして、中学のときにシャーマンキングにどっぷりハマってこっちの世界に片足どころか全身突っ込んだ感じです。小学生の頃はせいぜい教育テレビのアニメ(「忍たま乱太郎」などの10分アニメ)を見てたくらい。あとは小5の頃にデジモンにハマったことがあったくらいですね。テイマーズの終盤くらいまで見てました。
なのでエヴァは見たことがないどころか、存在すら知らなかったわけです。
僕にエヴァの存在を教えてくれたのは友人Nでした。彼とは中学時代に同じ塾に通っていて、塾の行き帰りのバスでいろいろ会話をしていました。その当時、彼がもっとも好きな作品がエヴァだったのです。で、当時全くエヴァの知識を持たなかった僕は、彼から延々とエヴァの魅力について聴かされました。そりゃあもうたっぷり聴きました。
綾波が笑うシーンがいかに感動的か、主人公の父親に対するコンプレックス、シンクロ率400%で暴走したときの迫力、3号機を倒すシーンのグロさ、ゼルエルはかっこいい、漫画版はいつまで休載してるんだ、量産型にはカヲル君のダミーが入ってる、カヲル君は君付けがデフォ、エヴァはロボットではなくて神を模して造られた云々。
さっきも書いたとおり、これらの話を聴いてる時点で僕はエヴァのビジュアルすら知りません。後に、彼から漫画版のイラストを見せてもらた時の衝撃といったら。
こんなこと言ったら怒られるかも知れませんが、ロボットと言えばガンダムみたいのをイメージしてた僕としては、エヴァのほっそりとしたデザインは気持ち悪いとさえ感じました。その時は同時に拘束具を外した状態のアレ(漫画版でゼルエル倒した後の包帯ぐるぐる巻きの顔)まで見ちゃってたので、そう感じるのも仕方ない気もしますが。
後にケーブルテレビで再放送とかやってたので、部分的に見ました。具体的には、1話からヤシマ作戦までと、名前忘れましたがあの黒と白がごちゃごちゃした球体の使徒に初号機が取り込まれる話、「男の戦い」、カヲル君が登場した話から最終話まで。それと「新」じゃないほうの劇場版も見ました。後は古本屋で漫画版を所々立ち読みしたのと、彼から聞いた話をつなぎ合わせて、全体的なストーリーを把握した感じです。

奥が深くて面白いとは思うのですが、僕はそんなにハマりませんでした。高校時代の友人達はエヴァのパチンコ(スロット?)とかPSPのゲームとかやるくらいハマってたりもしてましたけど、僕は全体のストーリーを把握した時点で、「もういいや」みたいな気分になってました。


ですが、やっぱり面白いなあと、「破」を見て再認識。長年に渡ってたくさんのファンがついているだけあって、人を惹きつける面白さみたいなものがあるのでしょうね。テレビシリーズもちゃんと全話見返したくなりました。そんな時間ないけど。
ちなみに、まだ「序」も見てなかったりします。先日テレビでやってた時はバイトと被りました。アウチ。


そういえば漫画版も再スタートしましたねえ。マスラヲ目当てで購入したヤングエースに載ってたので読みました。ゲンドウが・・・ゲンドウが・・・。漫画版はどんなラストを迎えるのか気になります。