春休み東京一人旅「SZBH」編 後編「並んで座るゴミ人間2人」 2009/03/25

結局、古本屋巡り。
11時前に起床。本当は9〜10時の間には起きようと考えていたのですが、見事に寝坊。
前日買った牛乳とパンを食べつつネットで昨日の感想を書いてるサイトを見て回ったり。
荷物を片付け、12時に宿を出る。天気はあいにくの雨。何が面倒かって、荷物が多いから傘でカバーしきれない。そして、その状態であちこち行くのが面倒。しかし、それでも古本屋へ向かいました。
今回は以前ほどは迷いませんでしたが、それでも徒歩6分の場所に徒歩20分。まぁ、前回に比べれば全然マシですけど。
今回もよい買い物が出来ました。まだ持っていなかったオーケンのエッセイに内村プロデュースの劇団DVD1を見つけました。2はテレビ放送で見たのですが、1の頃はまだ番組自体を知らなかったので見るのが楽しみです。
そして、山手線で渋谷へ。先日、まどちゅうの公録に行ったとき、お金が足りなくて買えなかったCDを買おうと思っていたのですが、2枚はすでに売れてしまった模様。その代り、別の持ってないCDが1枚入っていたので、それともうひとつのCDを買いました。
2年前に大阪の古本屋巡りをしたときも思ったのですが、都会の古本屋は品揃えが豊富ですねえ、商品の入れ替わりも激しいですが。人口密度が高いからでしょうか?今度、古本屋巡りのためだけに都会観光なんてのもしてみたいとか思いました。
高い旅費を払ってまで東京に行って、することは古本屋巡り・・・なんだかなあ・・・。
で、新幹線の時間も迫っていたので、駅に戻り、山手線で品川へ。
その車内で、事件(というほどのものでもない)は起きた。
最初は、座る場所がないので立っていたのです。座っている人で、やたらガラの悪い人がいました。外見で判断したわけじゃないですよ?その人、電車の床にツバ吐きましたからね。
で、その人の隣に座ってた会社員っぽい人が降りたので、僕は特に何も考えずそこに座ったのです。で、数秒後。

「消えろ」

・・・と、声が聞こえました。はて、何事だろうと思い、左を見ると、先ほどのガラの悪いあんちゃんが数十cmの距離でこちらをねめつけているではありませんか。

「ゴミ」

・・・。どうやらこの電車の床にツバを吐き捨てる社会ルールをさっぱり理解していない僕より少し年上くらいのくせして小学生以下のガラの悪いあんちゃんは、僕に「消えろゴミ」と言ったようで。


その瞬間、「あ、ブログのネタが出来た」と真っ先に思い浮かんだ自分自身が何かやだ。

その後も、隣から「散れ」だの「失せろ」だの「くせえよ」だの「gりvなjぎぱn(もはや何言ってたのか覚えてない)」だのと、あれこれ聞こえてきましたが、僕の思考は
絶望放送のネタにも出来るかな・・・いや、すでに似たようなのあったっけ。『このゴミ人間!と言ってくれたあなた、僕を人間扱いしてくれてありがとう!』あれには笑ったなあ・・・。しかし、昨日のイベントで運を使い果たしたのか、さっそく面倒な事態に巻き込まれた・・・あ、ブログでこれ使えるな・・・」
などと、完全に投稿メールorブログ文章を考えるときの状態に。
結局そんな感じのことをずっと考え、最終的に品川の2駅くらい前で、隣のゴミ人間の呟き声がうざく感じ、違う車両に移りました。
普通、そういう人に遭遇したら「怖い」とか感じそうなものですが、その人からは「うざい」とか「滑稽」くらいのものしか感じませんでした。
まぁ、電車の床にツバはくようなゴミ人間に「消えろゴミ」と言われてもねえ・・・。ちょっとイラッっとは感じましたが。
普段都会に住んでる人に聞いてみたいのだけど、都会にはこういう人って結構いるでしょうか?それとも遭遇した僕は結構レアな経験をしたのでしょうか?後者だとしたら本格的に絶望的だ。ちなみに、僕の地元では、車内で酒を飲み、延々と競馬の当たり外れについて独り言を言い、周りの人に絡むおっさんを通学に使う電車で定期的に見かけます。
そんな感じで、渋谷に寄ったことや、あの時間の電車に乗った事を多少"後悔"しつつ、品川でお土産を買い、新幹線で帰ったのでした。
とりあえず、今日この記事を書いてて改めて実感したこと。
愚痴だと筆が進む(パソコンだけど)。