宮島旅行 其の弐 「VSクラゲ」 2008/08/20

二日目。電波に苦戦しながら携帯版を聴く。海へ行く。単独行動。チーズうめえ。
だいたいこんな感じ。
9時半頃に起床。友人F以外は全員起きてた模様。布団の中でゴロゴロしてるうちにFも起きたらしく、僕が一番最後の目覚めでした。まぁ、午前中に目が覚めただけよかったですよ。下手すると夕方まで寝てることが過去に何度も(ry
朝食のパンを食べたあと、とりあえず絶望放送携帯版を聴こうと思い、Ezweb起動。
圏外。
…フ。わかってるさ。昨日の夜からそうだった。この小屋に来てから圏外とアンテナ1,2本を行ったり来たり…携帯なんてロクに使えなかった。だが俺は負けん！負けんぞおおおおおおお！！
根性でダウンロード成功。十分近くかかりましたが。

その後、着替えて海へ。海で泳ぐのはすげー久し振りでした。というか、泳ぐの自体久し振りな気がします。自分が通ってた高校にプールはなかったので。
ちなみに僕は運動はすごく苦手なのですが、水泳は得意なのですよ。小学校6年間ずっとスイミングスクールに通っていたので。高校では披露する機会がなかったのですが、今こそ、友人たちに僕の真の実力を知らしめる時…いくぞおおおおおおお！

「あ、クラゲだ（友人）」
「うわあああああああああああああ（本能のままに海から逃げ去る僕）」
ダメなんです、クラゲは。
刺されたことはありません。でもダメなんです、クラゲは。
よく見ると浅瀬にまで大量のクラゲが。浜に打ち上げられてるクラゲも多数。
「こんな海に10分近く入っててよく刺されなかったな俺・・・」と自分で驚愕しました。それだけたくさんいたのです。
ちなみに友人たち数名は「クラゲを蹴った」そうで。泳いでるとき偶然にでしょうけど、触手に当たらなくてよかったです。あれ、触れただけで刺されますからね。
そんな感じで、泳ぐ気は完全に失せてしまったため、浜辺で遊ぶことに。
友人Zが砂に埋められました。まぁ、きっかけを作ったのは僕なのですが。そして僕も埋められました。全身埋められてロクに身動きも取れなかったので、自分がどういう状況なのかはよくわかりませんでした。頑張って顔をあげた時、二つの砂の山の向こうに見えた友人Oの爽やかな笑顔だけが記憶に残っています。
後で友人Zにその時の写真を見せてもらいました。

卑猥にもほどがある。

海から小屋に戻ると、15時頃。特にすることもないので、みんなでUNOや大富豪でもしようかという流れになっていたのですが、せっかく遠出したのにそれではもったいないと思い、僕だけ単独行動で土産とかたくさん売ってる船乗り場の方まで戻りました。

再び徒歩40分。行きと違い荷物がないのですごく楽でした。道中、再び鹿を撮影。


相変わらず沢山いるなぁ…

こっちを向いてくれました。

そんなこんなで船乗り場あたりまで到着。家族へのお土産も買いつつフラフラしながら焼きカキ食べたりしました。特に何をするでもなく、その土地の土産物を見ながらのほほんと歩きまわるのも旅の醍醐味だと思います。
そんな中、コーラ（120円。宿泊地付近の自販機は10円高かったのでこちらで購入）を飲みながら一休みしていると「鹿ソフトクリーム」と書かれたノボリを発見。なんじゃそりゃ？と興味を引かれ購入。

そっちの意味か。
でも確かにこれはいい発想ですね。人によっては食欲減滅しそうですけど。
一応言っておきますけど、買うまでどんなものか分からなかったわけじゃないです。サンプルが店の前にありました。それを見て「あ、これ面白いな」と。
結構話題になってるようで、人気もあるそうです。新聞で取り上げられたこともあるらしく、その記事と思しきものが店にありました。
「ここまでやるとは宮島恐るべし」みたなことが書かれていましたが、全くもって同感です。
味は普通においしいです。この黒い粒はチョコチップでした。ソフトクリームとチョコチップってなかなか合いますね。ちなみに食べるとき2,3粒ほど落としてしまったのですが、見わけが付きませんでした。「何と？」とか聞かないで。

そして帰り道、再び鹿と遭遇。僕のとなりを走り抜けていきました。

こうして振り返ってみると本当に鹿づくしの旅だなぁ…

三日目に続く。多分また鹿だらけ。