ラノベではない小説のアニメ化

近年はライトノベルのアニメ化が沢山ありますが、10月から過去の名作文学がいろいろとアニメ化されるようで、気になってます。
青い文学シリーズ
アニメNewtypeチャンネル：文豪の名作×人気漫画家による夢のコラボがアニメ化!!
404 Not Found | アニメイトタイムズ
詳細は上記のリンクを見てもらえればわかると思いますが、要するに過去の文学作品をジャンプ作家のキャラデザでアニメ化という事。

大元は、以前それぞれの作品のカバーを漫画家の皆さんが描いたのがきっかけのようで。「人間失格」のカバーを小畑健先生が描いて物凄く売れたのはあまりにも有名な話。「絵だけ愛でて中身読んでないのでは？」なんて疑惑もありましたが。

どうやら、原作そのままでアニメ化というわけではなく、一部ストーリーに手も加えてあるそうな。実際のところ、これらの作品は「小説」という媒体だからこそ面白い部分がありますし、書かれた時代と現代とでは価値観や風習など、大分移り変わってますから、原作そのままでやっても微妙な部分はありそうだと個人的には思います。なので、その辺をどうにかする程度なら大丈夫なのではないかと。

作品の根本と言うか、芯の部分をぶち壊すようなアレンジなら御免こうむりますけれど（まぁ、これはこの作品だけに言えることではありませんが）。とはいえ、タイトルだけなら知らない人はいないと言っても過言ではない作品群ですし、制作スタッフの方々もそんなことはしないでしょう。しないと思いたい。

賛否分かれそうなアニメではありますが、個人的には楽しみです。これらの作品を絵でどう表現するのか。ところで、アニメ「人間失格」画像が一部載ってますが、キャラデザ×制作会社の影響でデスノートにしか見えないんだよなあ、これ・・・。いや、全然いいと思うのですが。でも「走れメロス」が「テニスの王子様」みたいになったり、「蜘蛛の糸」が「BLEACH」みたいになってるのは、いまいち想像出来ないなあ・・・。まぁ、あくまでキャラデザの話ですけれど。

余談：
この系列のシリーズで、もし「吾輩は猫である」と「銀河鉄道の夜」が出る機会があれば、イラストは武井先生希望。

あと、人間失格のキャラデザは久米田先生がいいと思ったのは僕だけではないと信じたい（小畑先生が嫌という意味ではありません。念のため）。