【シャーマンキング】花ノ時代展開予想図【FLOWERS】


YJ18号より。
ULTIMOのサブタイトルっぽいの目指したけど撃沈。



いよいよ来月4月10日から始まるシャーマンキングの続編『FLOWERS』。公式サイトやジャンプ改誌上でストーリーや新キャラクターも公開され、連載開始に向けて盛り上がりを見せています。
未だ謎が多い新キャラクターや、断片的ゆえに見えてこないストーリー展開、今回は現状わかっている情報をまとめた上で予想やら考察やらをしてみようと思います。

  • 時系列

もともとはマンタリテに第1廻が掲載されたフラワーズ。当時のタイトルは『シャーマンキング フラワーズ〜花の時代〜』。連載に当たって『シャーマンキング FLOWERS』とスタイリッシュ?に改題されました。ちなみに、ホビージャパンでは『シャーマンキング2 FLOWERS』と表記されてたりもしたのですが、『2』は付かないのが正しい表記みたいですね。まあ、直前まで『0』やってたことを考えると『2』が付いててもあまり違和感ありませんが。
そんな感じで、装い新たに始まるFLOWERSですが、最も気になるのが時系列。マンタリテに掲載されたフラワーズでは時期は「夏休み」として描写されていました。大量のセミ、補習をサボる花、ホームステイに訪れる黽、北海道から逃げてきたホロホロ、暇なおじさん、三代目イタコのアンナ。
ジャンプ改にて連載される『FLOWERS』は、時系列的にはどのような位置づけになるのでしょうか?
FLOWERSの連載を聴いたときは、マンタリテ版第1廻のリメイクのような形でスタートするのではないかと思っていました。しかし、新キャラクターやあらすじなどを見ると、リメイクするにしても大幅に話が変わってきそうな予感がします。もしくは、マンタリテの1話とは別の時系列からスタートするような予感も。というのも、登場人物のイラストを見ると「冬服」来てるキャラクターが多いんですよね。というか、新たに公開されたキャラクターたちはみんな冬服、学ランに長袖のセーラー服。既にマンタリテの1話は過去の話となっていて、それよりも時間が経過した状態から始まるのかも?その場合、小冊子に掲載される『ゼロストーリー』こそが、マンタリテ版第1廻のリメイクになるのかもしれませんね。
この『FLOWERSのゼロストーリー』の内容も気になるところ。先ほど書いた「小冊子に掲載される『ゼロストーリー』はマンタリテ版第1廻のリメイク」という予想はネットで見かけてなるほどと思ったもので、僕自身は思いつかなかった予想でした。確かにそれなら、本編の1話がマンタリテの話より後でも新規の読者にうまいこと説明出来るなーと。その案を見る前に僕が考えていたものは、「花が鬼兜を修得した時のエピソード」とか、「シャーマンキング(無印)のおさらい的な内容」でした。個人的には前者のストーリーを読んでみたいんですけどね。
リミックストラックの本筋もフラワーズのストーリーライン上なので、マンタリテ版、連載版の時系列にどう当てはまるのか気になりますね。花がハオのことを知っているので、少なくともマンタリテ版より後なのは間違いなさそうですが。連載版のどこかのエピソードで、○Padを没収されて落ち込む花の姿が見られたりして(笑)

  • 三代目イタコのアンナ

ヒロインっぽく描写されている三代目アンナですが、よくよく考えると彼女の存在も謎だらけです。パッチ族として生まれたシルバの娘=ハオの血を引く者で、初代イタコのアンナ=仏ゾーンの恐山アンナに修行を受けた『花の時代最強』のシャーマン。って、書いてて気づいたけど既にこの作品の最強キャラってこの人物で確定してるんですよね。いわばハオポジション。当のハオ=神様が『現代最強』と言ってるんだから間違いないでしょう。下手したらラスボスにもなりうるのかな?
マンタリテの時点で「ケッコンしてあげる」と目的も真意も不明な発言を花に投げかけていますし、本当に謎だらけです。敵か味方か?彼女の目的は果たしてなんなのか?そもそも本当にヒロインなのか?
そして気になるのが公式サイトのこの表記。

「マンタリテ」では、パッチ族シルバの娘で、初代アンナの一番弟子ということになっているが…?

ってことは、設定変更もあり得る?

  • もう一つの麻倉

この単語を見て「ハオ様あちこちに手を出し過ぎです」という突っ込みを入れてる人が自分含めて沢山いる事実。ハオの扱いって一体…。とりあえず真面目にこの言葉の意味を考えると
1:葉の親戚にあたる正真正銘『麻倉家』の一員
2:『麻倉家』に本家・分家のようなものがあり、葉の『麻倉』が本家で分家が『もう一つの麻倉』
3:500年前のハオの子孫、パッチ族関係
4:現代のハオの子孫(息子)
5:特に血のつながりなどはない偶然同じ苗字の『麻倉家』
6:実はハオ以外にも転生術をつかえた麻倉の人間がいて、その人物の転生後の姿、あるいはその人物の転生後の子孫
アレだ、4はないと思いたい。でもありえないとも言い切れませんよね…。5もそれはギャグ漫画でやる展開だろうって感じだから無いと思いますし。6はこの記事書いてる時に唐突に思いついたけどこれも微妙かな?
やはり1,2,3あたりが一番ありえそうだし、一番予想されてる展開って感じがしますね。ちなみに3だと、三代目イタコのアンナが『もう一つの麻倉』に関与してる可能性も高い感じがします。先に述べたように三代目アンナは立ち位置が不明瞭ですし、敵サイドの人間って可能性もありますよね。
そして一番気になるのが『"邪な"力』という言葉。"邪"ってどういう意味合いのものなのでしょうか?善悪論はマンキン内で出てきましたが、"邪"は"悪"とは違う性質のものなのかな?

  • UNKNOWNS

『もう一つの麻倉』以外に紹介されている新キャラクター2名。この人たちも『もう一つの麻倉』の関係者と思われます。制服も同じ学校のものの様ですし、女のキャラクターは五芒星まで入ってますし。前にも書きましたが冬服なのが気になるところ。森羅学園とは違う学校の生徒か、もしくは学生じゃないけど身分を偽るために制服を着ている?
とりあえず、少年のキャラクターは初めて見たとき「ルネとジェラスを融合させたような外見だなー…」と思いました。
少女のキャラクターは持霊らしき霊も公開されていますが…何の霊でしょう、これ?

眼帯、包帯、傘と、中二要素を凝縮させたかのような『もう一つの麻倉』の少年。ある意味すごく王道な容姿だと思います。今月のジャンプ改を読んで何よりも驚いたのがその持霊。『もう一つの麻倉』という時点で花と対になるキャラクターというのはわかっていましたが、持霊まで対になっているとは。
この霊が阿弥陀丸と関係のある霊だと、また面白いことになりそうですが、果たして何者なのでしょうか?もし名前が「マムシ丸」だったり「冬次郎」だったりしたら、わかる人にはニヤリと出来るネーミングだと思うのですが、はてさて。
仏ゾーン読んでる人にはわかると思うんですけど、シャーマンキングの世界には春雨がもう一本存在してるんですよね。この霊が、そのもう1本の春雨の持ち主の霊だと面白いなーと妄想したり。もっとも、そのもう一本の春雨を現代で所持しているのは他ならぬ初代イタコのアンナなのですが。

  • バトル漫画?

マンタリテ版の1話のイメージだと、バトル物というよりも、花の精神的な成長を描く物語という印象を受けました。しかし連載版では明確な"敵"が存在することや、あらすじに「全世界を巻き込む壮大な物語」とあり、S.F.とは違う形で戦いが起きるような展開を想像させますね。ハオおじさんが花に与える試練の物語――になるのかどうかはわかりませんが(試練かもしれん)、第1廻が楽しみで仕方がありません。

  • P.S. 花

そういえばルドセブとセイラームは兄妹で花屋を営んでるって設定だったと思うのですが、その花屋の名前が「FLOWERS」だったりしないかな。で、ハオおじさんが出現したとき、セイラームはその気配に気づく(ルドセブは気づかない)みたいな。そんな電波を受信した。

  • P.S.2 渋谷にて

凄い宣伝の力の入りようですね…。これは生で見たい…。


シャーマンキング0─zero─ 1 (ヤングジャンプコミックス)

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